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富士フィルムのミラーレス一眼デジカメの使い方がわかるブログ

シャッター速度による水の動きの違い ~ Aiモード撮影 ~

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シャッター速度による水の動きの違い

今回は、シャッター速度による水の動きを確認するために、絞り値を F5.6 に固定してシャッター速度は「AUTO」に設定、ISO感度を1段ずつ上げながら渓流の水の動きを撮影しています。

この撮影方法は、絞り値を優先して撮影する「Aモード」の裏技的な使い方ですが、絞り値を固定したまま ISO感度を変更して撮影するので、個人的に「Aiモード」と呼んでいます。

~ サンプル写真 ~

ISO感度ではシャッター速度も低く水の動きはブレていますが、ISO感度が上がってシャッター速度が上がること、徐々にその水の動きのブレは小さくなり、シャッター速度が1/4000 近くになると水の動きはほぼ止まりました。

シャッター速度:1/15
絞り値:F5.6
ISO:100

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シャッター速度:1/26
絞り値:F5.6
ISO:200

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シャッター速度:1/50
絞り値:F5.6
ISO:400

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シャッター速度:1/105
絞り値:F5.6
ISO:800

f:id:genki-power:20210918090742j:plain

シャッター速度:1/210
絞り値:F5.6
ISO:1600

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シャッター速度:1/400
絞り値:F5.6
ISO:3200

f:id:genki-power:20210918090911j:plain

シャッター速度:1/850
絞り値:F5.6
ISO:6400

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シャッター速度:1/1700
絞り値:F5.6
ISO:12800

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シャッター速度:1/3200
絞り値:F5.6
ISO:25600

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シャッター速度:1/4000
絞り値:F5.6
ISO:51200

※他の写真に比べるとやや露出オーバーで明るめになりました。

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備考・その他

シャッター速度を上げる方法は「レンズの絞りを開ける」「ISO感度を上げる」「被写体を明るくする」の3つです。

しかし、レンズの絞りを開けると被写界深度が浅くなるというデメリットがあり、そして、ISO感度を上げるとノイズが増えて画質が低下するというデメリットがあることを考えると、3つ目の「被写体を明るくする」というのが最も理想的な方法だといえるでしょう。

END